話が噛み合わない時

相手と話をしていて、話が噛み合わない時があります。理由は、
  ・お互いの目標が違う
  ・お互いの前提が違う
のどちらかの場合が多いでしょう。
目標は、何を目指しているのか確認すれば良いので、あまり問題が発生しない様に感じますが、実際には、目標を 実現する為の手段の話に終始し、利用者が思い描いている目標とは別の像を、SEが勝手に思い込んでしまうケース は少なくありません。
また、利用者の目標がブレる時もこれに該当します。
「何を実現させたいのですか?」とストレートに聴いてみた方が、ブレていることを当の本人も認識する事ができ、話を整理 する方向に持っていくことが可能になり、物事をスムーズに進められるでしょう。
前提とは、お互いに言葉にしていない当たり前の事です。その当たり前の事が、双方で食い違うと、当然話が まとまりません。前提が違うのは厄介です。なぜなら、言わなくても当たり前とそれぞれが思っている為、言葉で表現する 事が慣れていないとできないからです。
では、どうしたら良いでしょうか? 答えは簡単です。
相手が話しているのは、いつ、どこで、誰が、使用するものは何で、どうする話なのかを確認するだけです
冷静になれば、これらを確認するのは当たり前であると思うのですが、人はどうしてもまどろこしい部分を省略しがちです。 その際に、重要なキーワードまで省略してしまい、相手に伝わらない状況を生んでしまうのです。
明らかな物も一々言葉にするのは冗長的で避けなければなりません。一杯の失敗を経て、慣れていきましょう。
相手は、「どういう風にしたい」の話ばかりをしがちです。相手がいきなり、手段の話を始めた時は、こちらは冷静に なってまず5Wを確認する様にしましょう。
恐いのは、要求を定義する粒度が粗いと、目標も前提も双方で一致していないのに、話が成立してしまう事です。
外部設計(基本設計)も粒度が粗いと最悪で、この場合はユーザー受入テストの際に話のズレが発覚し、多くの改修 工数(コスト、時間)を必要とする事になるでしょう。
業務フローをきちんと記述すれば、そうした問題は発生する事は殆どありません。

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